解散やむなしか
中丸雄一さんが日曜朝のテレビ番組で、ジャニーズ性加害問題についてコメントしたそうですが、同時にジャニーズがこれまでやって来た社会貢献活動にも言及したため、批判が起こっているようです。
いくら「ジャニーズは社会貢献してきた」と言っても、少年たちに性加害を行って来てその上で得た利益を元に行った社会貢献活動ですから、本当の意味での社会貢献とは言えない、という批判です。
犯罪行為で得たお金を社会貢献活動に回したところで、最初の犯罪がなかったことにはなりません。
ですから、中丸さんのコメントは火に油を注いだ形になってしまいました。
しかし、こうなると最早何を言っても無駄なのだと思いました。
ジャニーズ事務所が性加害を正面から真摯に認めて会社を全て解散させる以外は、この混乱が収集する方法が見当たらないのではないか。
私は今回の件でそのような印象を持ちました。
ヤフコメなどを見ても「解散やむなし」の意見は散見されます。
櫻井翔さんが現状沈黙を貫いているのは、もしかするとこのような展開が予想できていたからかもしれません。
「何を言っても、性加害を起こした事務所だという事実が覆るわけではない。それならば沈黙しているしかない」。
そうなのです、ジャニーズ事務所が批判されないコンテキストのコメントを発信することは論理的に無理なのです。
「創業者が少年たちに性加害を行った」という、最早絶対悪レベルの悪行の事実を前に、何を言っても苦しい弁解でしかない。
だから櫻井翔さんは、どんな批判を受けても何もコメントなさらないのかな、と思いました。
仕方ないです、もう。
そろそろ観念した方がよろしいかと。
事務所継続という形に持って行くのはさすがに難しいのではないでしょうか。
現在所属しているタレントの皆さんも、会社が解散ということになれば一旦は芸能活動から離れる形になるかもしれませんが、本当に実力があればまた何かの形で芸能活動に戻れると思います。
それよりも、このような社会変革のダイナミズムの中で、押さえつけられていた心の痛みなどに図らずも向かい合う形になってしまうであろう、そのストレスに私はお祈り致します。
中には強いストレスを感じて自分を見失いそうになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そのような懸念もありますので、私はお祈り致します。
どの方も、この件で傷ついていらっしゃる方は、イエス様に癒して頂けますように。