子供時代に触れるもの
AIが普及する中で、人間の仕事はどのようなものが残っていくのか、議論がありますね。
多くの仕事がAIに取って変わられる可能性はあるとされますが、感情労働の側面が大きい仕事は残る可能性があります。
しかし、私はそれであっても芸能タレントがこんなに増える必要があるのか、甚だ疑問です。
YouTuberも広義の芸能人とするなら、現在はかなりの数の芸能人がいると思います、ここ日本にも。
私もこのブログで度々書いていますが、ジャニーズ事務所のこともそうです。
ジャニーズJr.の数も、YouTubeやBSで番組を見るに、かなりの人数がいると思います。
前々からあんなに必要なのか、と思っていました。
職業選択の自由がありますから、子供でも芸能活動をしても良いとは思います。
しかし、この世界にはたくさんの感動があるので、子供達にはもっと色んな体験をしてもらいたいと思っています。
私が子供の頃は、芸能活動なんてとんでもない田舎地域に住んでいたので、自然と触れ合う機会が多く、自然から多くのことを学んでいました。
子供の頃は、自然に囲まれているのが当たり前だったので、特に自然に対して感謝の気持ちもなく生きていたように思いますが、大人になってみると自然に守られ育てられていた子供時代に感謝できるようになっています。
もちろん、そのような地域で生きることは、都会とはまた別の困難があります。
文化や精神性も都会と異なります。
「自然豊かな」と書くと「牧歌的」というポジティブなワードが浮かぶかもしれませんが、やはり閉鎖的で排他的、新しい価値観を受け入れる姿勢を取れない方も多いです。
そのような話は、農村地区に都会から移住した方々が感じて発信することもあるかと思います。
それでも、都会生活の中で瀕する社会的リスクのことを考えれば、自然豊かな場所での生活は得るものが多いので、可能であれば子供の頃は自然に触れ合う機会を得た方が良いでしょう。
大人の思惑の中で搾取される子供が存在してしまう都会での芸能活動。
私たちは次の時代に、子供達に何を授けて行くべきなのか、真剣に再考する時期に来ていると思います。