星影ララの雑談日記

ロスジェネの雑記になります

抑圧からの解放

ジャニー喜多川氏の性加害問題で、ずっと考え込んでいることの一つが「どうして、現在もジャニーズでタレント活動をしている方々は自ら逃げ出さないのか」ということです。

 

子供の頃だったらまだしも、大人になっても逃げ出すことができない。

また、ジャニーズ事務所で成功して退所している方々も、ジャニー喜多川氏の性加害について声をあげることもない。

 

その理由は色々あるとは思います。

ジャニーズアイドルとして成功して得られた収入や名声などを考えたら、性被害に遭ったとしてもプラマイ大きくプラス、という考え方をしているとか。

この考えの方は多いかと思います。

 

あと一つ、私が考えているのは「巨大権力に立ち向かう勇気が湧かない」ということ。

恐らくジャニーズアイドルとして事務所で力を持つことで、何と言うか…最近は世の中の人々も気づき始めたと思いますが、巨大権力に組み込まれることになります。

ジャニー喜多川氏は21世紀はじめに裁判で性加害を行っていたと認められているのに、それについてマスコミはまともに報じない。

メディアコントロールをこの一民間企業が行なっているということです。

そのようなことまでできるこの一民間企業の一員として組み込まれた場合に、そこから逃げる勇気など湧くでしょうか?

しかも、少年の頃から懐柔された場合。

 

そうなると、ジャニーズアイドル達は犯罪者に洗脳され懐柔された男性たちの集団ということになります。

いや、寧ろジャニー喜多川氏はまだ人格形成ができていない少年のうちに自分に隷属させる精神状態にするためにそのような卑劣な蛮行に及んだのではないか。

 

恐ろしいことですが、国際的テロリストが少年達を洗脳してテロ集団の少年兵にしてしまう手口に似ているのかもしれません。

 

本当に恐ろしいことです。

 

カンヌ映画祭では北野武監督が、海外メディアからジャニーズ事務所の性加害問題について質問を受けたらしいです。

カンヌ映画祭で、ジャニーズとはほぼ無関係の、映画監督が、質問を受ける。

こういう状況にまでなっていますから、ジャニーズタレントの方々が海外で活躍するなんて無理だと思います。

少なくとも、ジャニーズ事務所に所属していたら無理でしょう。

 

お祈り致します。

傷ついていらっしゃる全ての方々のために。

 

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