祈るわたくし達
まあまあ、辛い人生だったのですが、カトリック信徒の方に色々お話を聞いて頂いていたところ、「ララさんは大変な苦労もされているかと思いますが、それでも地上で導きを得られている方の方」とのお言葉を頂きました。
確かに、教会にいらっしゃる方々の中には本当に八方塞がりになって苦しまれている方もいらっしゃいます。
そういう方々のためにどのようにすれば良いか分からず、神父様にその思いを打ち明けたこともあります。
それにはやはり、祈ることが大事なのではないかと思います。
実は人間にできることなど大したことはなくて、結局は神のみ旨に適う行動を取れているか、が大事なのだろうと思うのです。
私たちが神に従いそのみ旨通りに生きるには、やはり祈りが大事だと思います。
私たちがどれだけ真剣に祈れるか、それを天の父は見ていらっしゃるように思います。
どうしたら良いのか。
「苦労をした」と言いますが、もっと苦労をしている方々は確実にいらっしゃいます。
ではなぜ私よりも苦労している方々がいるかと言うと、そういう方々を救うために社会が整備されていないからです。
それは医療を含め、です。
日本には良いところもありますが、確実に悪いところもあります。
まずはそれを認めないといけないです。
根本的な幸福感に満たされないのは、他者に対する眼差しがいまだ冷酷な人が多いからではないかと思います。
私もクリスチャンになってから日本の問題が前より分かるようになりました。
以前は気付かなかったことです。
だからやはり、クリスチャン、カトリック信徒になれたことは私にとっては良かったことなのです。
カトリック信徒になって漸く自分らしさを少しずつ噛み締められるようになっています。
今日も祈ります。
兄弟姉妹のために。
主は、祈る私を見つめて下さっていると、そのように信じます。