タッキーのこと
またジャニーズの話ですけど、今少し気になっているのが滝沢秀明さんのことです。
ネットを見ていると、一部で「ジャニーズ抜けたとは言え、ジャニーさんの近くにいて(性加害を)一部始終を見て来た人間なんだから、ジャニーズがダメでタッキーは良い、というのは理解し難い」という意見もチラホラ見受けられます。
実は、私もそのことは考えることがあります。
Jr.軍団を率いて来た滝沢秀明さん、デビュー後もSnow Manをプロデュースするなど、プロデュース力とリーダーシップを遺憾無く発揮して来ました。
しかし、それもこれもジャニー喜多川氏の寵愛を受け続けて来たからこそできたことです。
ジャニー氏の側にいて、チャイルド・アビューズを目の当たりにしながら、そのことを当たり前のように受け止めてタレント活動をしていたわけですから、よく考えれば一般人の感覚とは大きくズレがあります。
しかし、これもまたグルーミングの結果かもしれません。
タッキーも性被害に遭ってはいたが、「愛されているからこそ」などと考えて自分の良心や正常な感覚を抑え込んでいたのではないか。
そのようにも考えられます。
カウアンさんがエポックメイキングな存在なのは、自分の中の正義を信じて声を上げる心の強さを持っていたからだと思います。
グルーミング状態にならずにいられたのは、芯の強さがあったからだと思います。
滝沢秀明さんの新事務所、TO BE。
この流れで、はたしてオーディションなどはうまく行くでしょうか?
タッキーに子供を預けてアーティストに育ててもらいたいと願う親はどれだけいるでしょうか?
これもまた、今後の動きを見守って行きたいと思います。
今の時点で分かっていることが多くも少なくもないので、私が予想し得ることも殆どないのですが、とにかく「これ以上傷つく人が増えないように」と、神に祈るばかりです。