天使なんかじゃない
以前、「天使なんかじゃない」という少女漫画があったかと思います。
このタイトルについて今日は考えていました。
人間の中に「天使みたい!」と、容姿や性格を褒められる人がいるかと思います。
そのように言われて、自分で「私はもしかしたら天使の生まれ変わりではないか」と思ったり、周りに言ったりした時点で、悪魔に敗北しているものと思われます。
「傲慢」という悪に屈したのです。
人間の分際で「自分は本当は天使なのかも」とか言うのは間違っています。
人間はあくまで人間です。
そもそも、キリスト教的な「悪」の中で「傲慢」は恐らく最も陥り易い悪ではないかと思っています。
自分の力を過信して、その力はあくまで天の父から与えられたものであることを忘れて、「俺はすごいんだ!」と思い込み、周りにもそのような態度をとってしまう。
悪魔は寧ろ、能力の高い人間を狙っているとさえ思います。
能力の高い人間を傲慢の道に引き摺り込む。
これが奴らのやり口だと思います。
そして、悪の道に走らせる。
ですから、キリスト教は常に謙遜を美徳して伝える教義になっているのです。
私も、常々自戒しながらクリスチャンとしての道を歩んで行こうと思います。