聖書に出て来る占い師
先月から聖書を読んでいるのですが、使徒言行録に大事な箇所を見つけました。
16章で、「占いの霊」が憑いてる女奴隷が主人のためにお金を稼いでるという部分。
パウロが「イエス・キリストの名によって」その霊を祓うと、女奴隷は占いでお金を稼ぐことができなくなり、怒った主人がパウロ達が捕まえて役人に引き渡した、というストーリーです。
占いでお金を稼ぐ人は、聖書的には「占いの霊」が憑いているのですね。
そしてイエス様の名によって祓われるということは、悪霊の方だと解釈できます。
そうだったのですね、危うくサタンの側の人間になるところでした。
確かに、占い師の中には蛇などの動物霊が憑いてる、という表現をする日本の霊能者の方もいました。
そんな話を聞いたことがあります。
日本では占いがテレビで取り上げられる程のブームになっていますが、聖書によると悪霊の仕業ということになりますね。
何か…隠された密教の奥義みたいなものではなく、世界中の人が読める状態にある聖書に書いてあるのに、何で日本人は…と思ってしまいました。
細木何とかさんは占いでたくさん稼いで御殿を建ててしまったようですが、大丈夫なんでしょうか。
ただ、イエス様がお生まれになったときに東の方からやって来た占星術師は文脈上、悪い存在には描かれてはいませんので、占いそのものが悪いというわけではなさそうですね。
あくまで「お金儲けをする占い」が悪いということだと思います。
東から来た占星術師たちは「学者」と表現されていますので、特権階級と言うか、占いを学問として追究して行くため身分の保障がされている人たちだと思います。
と言うことは、占いは世俗の市井の人間が手を出して良い仕事ではなく、ましてやそれでお金を稼ぐというのは間違っている、悪霊の仕業だということになります。
今後も聖書を読んで発見があればブログに書いていきます。