決意の根拠
「占いなんてもうやめよう」と思うきっかけがもう一つありました。
昨日ことです。
お友達の料理研究家の方に誘われて、ある街のイタリアンのお店に行きました。
その日、そのお店はマルシェも開催されており、食べるだけでなく占いなどのイベントも開催されていました。
マルシェと言ってもそんなに大規模なものではなく、集まる人たちもその料理研究家のお友達ばかりだったので、私も顔見知りの人と相席になったりしました。
パスタを頼んだのですが、麺がモチモチしていて美味しかったです。
しかし、食べてる途中で3歳の男の子が近づいて来ました。
なぜその子が近づいて来たのか、と言うと母親が占ってもらっている間、暇だったからです。
私はどういうわけか、その子の相手をしながら食べることになりました。
虫や草花の図鑑の内容を説明しながらご飯を食べることになってしまい、相席の方々にも少し気遣われました。
全く見ず知らずの子供の世話をすることになったわけですが、親の方は食事の席に戻って来ても「ありがとうございます、見てもらって助かりました〜」くらいでした。
相席の方のお一人は「放任主義…苦笑」って感じで、私に同情的だったのでまだ良かったのですけど、本当に「何だこの親」と思いました。
ちなみに、その男の子は頭の良さそうな元気な子でした。
「お話上手だね、たくさん言葉を知ってる」と褒めました。
ただ気になったのが、その子は霊感があるのか、私たちに見えないものが見えたようで、外のある場所を指して何かがいるようなことを伝えていました。
「大人には見えないものが見えたのだろう」と周りの人達が話していました。
話はその子の親のことに戻ります。
本当に礼儀のなってない母親でした。
きっと占いに夢中で、人を気遣う余裕もない。
ちなみに、その占いセッションの後でその占っていた方の女性が私の隣に来ました。
何度かお会いしたことがあります。
お嬢様のような感じの女性です。
「みんな神様がついてるの。私たち自身も神だしね」と言っていました。
私がクリスチャンだからか、その発言には違和感を覚えました。
でも、多くの占い師ってそういう思想なのだと思います。
独自のスピリチュアル的な見解に基づいて、何らかの占い行為をする。
私の神はイエス様です。
もっとその思いを揺るがないものにしたい、と思いました。
そのためにも占いをやめます。
占うのも、占ってもらうのも。