魔術師シモンと日本での宣教
使徒言行録のことなのですが、第8章に「魔術師シモン」という男が出て来ます。
「聖霊の御業」ではないにせよ、超自然的な力を金で売り買いしている人たちは実際にいます。
私も、ある瞑想指導の人物のイベントに出たら、その人から瞑想のレッスンを40万で売りつけられそうになったことがあります。
もちろん、断りましたけど。
それはクリスチャンになる前のことです。
その人の瞑想の作法は仏教スタイルですらなく、よく分からない誰かから教わったものらしいのです。
イエズス会の神父様が仰っていましたが、「現代人の心の渇きは深刻になるばかり。そこに対してキリスト教は何ができるか」とのことでした。
ほんとに、瞑想のレッスンを40万で売ろうとするとか、魔術師シモンと同じですよ。
もっとキリスト教の黙想や瞑想が広まれば良いとは思いますが、そのためには日本国内でもっとキリスト教が広まらないと…。
どうしたら良いのでしょうか?
私は最近、朝に「福音宣教の祈り」を祈るようにしています。
日本の教会もキリストのわざを人々に伝えられるようにするためです。
私は一信徒でしかありませんが、このお祈りをすることで少しでも状況が良くなって行けば、と思っています。